サポーター騒然!? 覆面コンビの秘密が明かに!!

1999.11.26


ごく一部のトリニータサポーターの間で話題だった「覆面コンビ」の秘密が明らかになった。ご存知の無い大多数の方々のために彼等のことを解説すると、J2に上がった99年頃から、トリニータのホームゲームに出没するようになった、覆面のふたり組の事だ。ともに黒と金の覆面を着用し、柔道着(白帯)を着用。「ただ両手を頭の上で叩く」「何かを叫ぶようなポーズ」「受身」「一本背負い」「ダッシュ」と、応援方法もマイノリティ。アウェー側のゴール裏に現れ、子供達といっしょに(やや人気の模様)淡々と応援する姿は、スタジアムで浮いているってもんじゃないくらいの浮きっぷり。サポーターの間でも「何だあれは」ともっぱらの評判だった(一部)(重ね重ね)。

そんなナイスな彼等をスクープしたのは、地元タウン誌「月刊シティ情報おおいた」のトリスポ(トリニータの情報コーナー。純粋なサポーターの間では評判最悪の、役に立たないトリニータ情報満載。鳥日編集部は愛読)。2ヶ月前の10月号で、いちはやく「覆面コンビの情報求む」とリスペクト。今月発売の最新号で、彼等の秘密を大々的に報道した。

とはいっても、トリスポが取材したワケでも何でもなく、覆面コンビ自身が、自己紹介文持参で編集部を訪れたらしい(なぜだ)。しかし、プライベートの事は一切明かさず、編集部員に写真だけ撮らせ、「編集部2階のトイレで着替えていた」等の未確認情報を残して帰った模様。

彼等が残した自己紹介文によると、名前はそれぞれ覆面A(兄・黒マスク)、覆面B(弟・金マスク)。年齢は共に10万22歳。趣味は「リベラル・ディベート(覆面A)」「柔道(覆面B)」らしい。柔道着のワケについては、覆面Bは「悪いサポーターをぶっ倒すため」と威勢がいいが、覆面Aは「私本人としては他のサポーターに嫌な印象を与えていないか心配」と意外にナイーブ。覆面のワケは「これが素顔(覆面A)」「オレも素顔(覆面B)」とのこと

そんなイカス彼等だが、目標はなんと「トリニータのマスコット(覆面A)」だという。鳥日編集部では、「それならぜひ"○○君友の会"に出ていただこう!!」と取材を即決(ひとりで)。スタジアムで発見しだい取材を敢行する予定だ(来期になるけど)。ふたりっきりでインディーな応援を続ける彼等を、鳥日編集部は断固支持する方針です。彼等をスタジアムで見かけても、石など投げず、遠くから見守っていてください。