木村和司が石崎親分に「何をやってるんだ!!」と怒りのフリーキック?

1999.11.27


日本人プロサッカー選手第一号であり、いつまでたっても広島弁が抜けない事で有名な木村和司氏が、大分トリニータの石崎監督に、J2最終戦の結果について苦言を呈していたことが、編集部の調べで明らかになった。…とはいっても、ただ石崎監督に電話しただけの話なのだが。「soccer click」での木村和司氏の連載「DIARY Free Kick」の11月26日の日記で、その事を独白した彼氏。『しかし、いろんなことあったな。大分も最後の最後で上がれんし。3日ぐらい経ってから石さん(石崎監督)に電話したよ。「何やってるんやって」そうしたら、「J1でやっても0−5、0−6で負けるチームじゃしょうがないし」って言ってた』とのことだ。

実は木村和司氏は、石崎親分の高校(広島工業)時代の一級下(同期には金田喜稔氏がいる)。時代が時代なら、ジュースやエロ本を買いに行かされた間柄。世間は狭いとはまさにこの事か?(違う)。「DIARY Free Kick」では広島弁で原稿を書き、広島弁で本音を語る彼氏。『城なんか、ペナルティエリアの中でフリーなのにオーバーヘッドなんて格好つけてやりあがって、アホや。中途半端なプレーばっかりで、なんでアイツが柱なんや!? 悲しくなるで。』とか、『中田はジャマイカ戦なんか冴えなかった。名良橋にはぜんぜん出そうとしないし、キライなんじゃないか。』(共にバックナンバーの「放送席から見たフランス'98」より抜粋)等、あまりに本音を書きすぎて、読んでるこちらが心配になる時も多々あるのだが、常にまだ自分が現役の気分でサッカーを語るナイスガイだ。

それはそれとして、この時の会話で気になるのが親分の「J1でやっても0−5、0−6で負けるチームじゃしょうがないし」という発言。サポーターとしては、監督のお前が言うなという気もするが、これも現実。確かにアビスパ以外のJ1チームには勝てる気がしない。やはり、あの最終戦は負けるべくして負けた試合ということか?