播戸加入に塩川戦々恐々か!?

1999.12.13


元U-19代表のガンバ大阪、播戸竜二が、出場機会を求めて移籍を希望し、移籍チームに札幌と大分が上がっている。その報道に、大分のFW塩川が敏感に反応していると、鳥日は睨んでいる(つまり妄想)。

播戸といえば、その突貫小僧系のプレーより先に、芸人系のキャラクターが注目されてしまうプレーヤー。スーパーサッカー(希望・生島降板)において公開された「トルシエのものまね」等、持ちネタも多数(ただし似てない)。宮本、稲本を見ていて感じる物足りなさを、プレー以外で満足させてくれる、ガンバ大阪の、「大阪」の部分を背負って立つ数少ない選手だ。そんな彼氏がトリニータに加入すれば、おいしい所をもっていかれるのではないか?と塩川は感じているのではないだろうか。

イマイチ露出が少ないトリニータの選手だけに、各個人のキャラクターは一般の方々に広く知られていないが、塩川は入団記者会見の際、ノブリンから必要以上に「ムードメーカー」と連呼された前歴を持つ男。「ほっといたらいつまででもしゃべります」と紹介された上、会見後に早速それを実践してしまうほどの芸人魂を持っている。試合中におけるウィルとのどつき漫才の相方としてだけでなく、はっきり言ってピンでもいけちゃうくらいの実力のある男なのだ(多分)。しかし相手は全国区。知名度でいえば、ロンブーとバッテン荒川ぐらいの差があるのは、はっきりいって痛い。

そこで鳥日が提案したいのが、ネプチューン方式。まったく目の出なかったタイゾウとホリケンのコンビに、名倉が加入して大ブレイクしたように、塩川とウィルに播戸を加入したFW陣で、もうワンランク上の漫才を目指してはどうだろうか? 塩川のマシンガントークに、播戸の火の玉ツッコミ。これにウィルの逆切れ(ネタ合わせの必要無し)を加えればまさに鬼に金棒。一気にワールドクラスも夢ではない。

ただ、残念なのは、レンタルでの加入が内定したと噂される、サンフレッチェ広島の大木勉の顔の前には、その芸も霞んでしまうことか。これはしょうがない。この面は天然だ。神様の贈物だよ。