鳥日一生の不覚!!開幕戦を寝坊でドタキャン!!

2000.03.12 vsモンテディオ山形 大分市営陸上競技場

3月に入って、怒濤のお仕事マシーンと化した鳥日編集部。「開幕戦も近いのに、これじゃあ鳥日の記事も書けやしない」とボヤキつつ、日々業務にいそしんでいました。開幕戦の前日も、レッズの勝利を横目で苦虫をつぶしながら見つつ、試合当日の朝10時まで仕事をしておりました。「ああ、これでちょっとは眠れるよ…」と事務所のソファーに倒れ込み、そのまま遠くの世界へ…

目が覚めるとなぜかテレビで黒人が喜んでます。

「…ゾマホン?」

ヴァルディネイです。

「…日本軍?」

前川です。

「お猿さん?」

石崎監督です。

ア゛ァァァァ!!!??

飛び起きてみたものの、時すでに遅し。試合はすでに後半に突入している。ここは腹を決めてテレビの和司解説でも聞きながら、ゆっくりと見ようじゃないかと無理やり自分を納得させて、観戦モードに。

すでにヴァルが加地のセンタリングを頭で合わせて1-0。スタメンをチェックすると、

竹村     ヴァル
川崎     加地
山根     シジ
片野坂   吉村   平岡   若松
前川

つー感じか?ウィルはまだダイエット中らしく、試合には出ていない模様。完全に開き直った鳥日編集部は、ここでスタジアムにいるであろう友人にTEL。「何回電話かけたと思ってるんだ!!」とのお言葉をいただきつつ、前半の様子などを聞くと、「ヴァルディネイがトラップでかい、中2階くらい跳ねる。あんまり足下が下手なんで黒い神野かと思った」「加地がいい」「観客は4〜5000くらい」との情報。

試合はほとんど大分ペース。「ディフェンスのポジショニングがいい」との和司のお言葉も出るほど、山形の選手に仕事をさせない。片野坂がガンガンオーバーラップをしかけて気持ちいい。でもほとんどがセンタリング未遂。川崎の体のキレもいい。キレすぎて回りの選手と動きが合わないほどキレまくっている。ヴァルのトラップは後半マシになり、1階床上くらいにおさまってきたようだ。

などと思っていると、加地が強烈なミドルシュート!! 2-0!!。すげぇな加地。さすがワールドユース準優勝メンバー。サインは下手だがプレーはいいぞ!! 大分選手交代。シジ→金本。シジ、交代に納得がいかないのか「ナンデデスカ〜?」というわかりやすいジェスチャー。
加地→竹村でゴール前の混戦に。竹村が振り向きざまにシュートを打ったつもりが、ヴァルディネイへのパスになるという天然のフェイントを発動して、ヴァルが決めて3-0。山形のディフェンスはオフサイドと抗議するが、最終戦の神の手とは違い今回はキッチリとしたゴールです。だって、山形のディフェンス、ひとりがオフサイドしかけて、ひとりがゴール前に走り込んでたもん。7番の選手です(名前知らない)。ここらへんで(多分)川崎→庄司に交代。川崎すごく不満そう。

この後セットプレーで3-1とされたが、そのまま逃げきって終了。

最後に和司のもっともな一言を。

工藤アナ「この試合のプレーを見てると、去年のように、最終戦までどうなるかわからないなんて事はないですよね。はやく昇格を決めてしまうんじゃないですか?」
和司「うーん、このままいけばそうでしょうけどねぇ」

さすがキラー和司。相手の気持ちを考えない、歯に衣着せぬ解説をさせたら日本一ですな。


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