曲がった〜ことが大嫌い〜、はーらーだ秀昭です!
本日のゲームレポートは、編集長が買ったばかりの車にうつつを抜かしているため、また特派員が書いてくれたよ!! みんな、編集長にかわって粗品でも送ってあげて!!
前節の山形戦で熱暴走した俺王と、ひっそりと黄色いカードを貯め込んでいた三木を欠いての水戸戦。千両役者の俺王がいないとあっては、まさにスタジアムは三田佳子を欠いた舞台の様相を呈していたのも仕方がない。愚息の不祥事を嘆く気持ちでA席に陣取る編集長と特派員。観客は3000ちょっとの公式発表。実質2000弱といったところか。ちょっとした過疎山村(ex:直川村)なら飲み込む勢いの大観衆だ。 さて、山形戦で毎度のごとくやらかしたモンだから、もう取りこぼしは許されないトリニータ(何度このフレーズを聴いたことか)。ここは妙にイキのいい水戸相手に立ち上がりは慎重にいくかと思ったら、トップにアンドラと吉田。左に加地、中に和田と加賀見、右に梅田という「守り?なにそれ(憮然とした顔で)」という激攻撃的布陣。特にMFに梅田、DFに王子という「気が付くと味方FWを追い越して劇空間を演出する(この時、守備は頭にない)」コンビが担当する右サイドは、試合開始前から否応なしにスリルとノブリンの遊び心を感じさせてくれた。あとは、俺王のバカンス(メンテナンス)・三木の欠場(美容室で金髪に)のお陰で、久々に和田・加地の元U-19コンビが見れたのは幸いだった。ことに加地の豪快な消えっぷりには、鳥日サイドも「あの輝いていた頃のキミはどこに行ったんだよ〜」と涙、涙。和田に関しては、来期清水に帰るんなら編集部が握っている極秘情報(塩川を越えるネタ)を暴露することで合意。僕らはキミの(いろんな場面での)がむしゃらなドリブル突破を来年も見たいんだヨ!(半笑いで) てなわけで試合だが、昨年大分での「小っちゃい人ダービー」に破れてチームを去った村田(教えて生きる方)が水戸で見事に再生、より小ささに磨きをかけていたのには驚かされた。しかし、そんな彼も前半終了と共にピッチを降り、変わって後半から出場したダービーの勝者、竹村が独特の珍しい小動物のような動きで右サイドを駆け上がり(本来は左サイドだが、何故…)、見事にゴールを決めたのは野生の厳しい生存競争を見せつけられたような、身の引き締まる思いだった。小動物とはいえ、弱肉強食がこの世界の掟だ。 弱肉強食と言えば、アンドラジーニャ(何となく)。今回の戦も俺王の影武者として獅子奮迅の活躍。幾度となく見せる、まるでそこがスタジアムであることを忘れたかのような棒立ちと、得点には絡みそうにもないがスタンドに微笑みを供給してくれる明後日の方向への飛び出しは、まさに故不動のエース神野を彷彿とさせる素晴らしい仕上がりだった。2得点を挙げたものの、まだまだ安定感の感じられない吉田には、彼をぜひ見習って欲しくない。 で、なんだかんだで3-0と、首の皮一枚で昇格に望みをつないだ大分だが、なんと言ってもこの試合のMVPは主審・原田大明神で決まりだろう。「曲がった〜ことが大嫌い〜」な彼、この試合でなんと6枚ものイエローを乱発! 与えたFKは両軍合わせて62本と、絶対君主制による恐怖政治を彷彿とさせる素晴らしい試合のコントロールを見せてくれた。この風紀委員(on the眉毛)(not大木)のような原田大明神の振る舞いに、Jで唯一審判の存在を恐れない男、俺王を欠く大分は為す術なし。調子に乗った大明神はピッチの選手に何かトラウマに残るようなことをヤジった(もしくは黒魔術を唱えた)ノブリンに、「ダメ!ゼッタイ!」と厳重注意をしてみたり、水戸GK本間にあからさまに小突かれるアンドラを無視してみたりなど、様々なファンタジー空間に我々を誘ってくれた。とりあえずは今後、彼がコンサドールズ相手にネプ投げでもやらかしはしないか、それだけが楽しみ、もとい心配だ。 ※ちなみに今節は誰の目から見ても(原田大明神を除く)イエローが6枚も乱れ飛ぶような「荒れた」試合ではなかったことを補足しておく。
メンテナンス中。PL法に基づき、返品の可能性も
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