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2007年02月 アーカイブ

2007年02月14日

恐るべき大分の呪い

プレシーズンマッチは上海申花に勝利し、洋平、俺松がそれぞれ代表に選ばれてと、なかなか順調なわれらがトリニータですが、唯一順調とは言いがたいのが資金面。

今に始まった事ではないのですが、やはり貧乏は切ないもの。お金があればマグノを売る事もなかったし、トゥーリオやエジもブラジルに帰る事はなかったでしょう。そういえば大分に金があった時期って、J2時代にペイントハウスがスポンサーになったばかりの頃、P資金10億を突っ込んで見事J2残留した年くらいですかね。

無くなってわかるお金とスポンサーのありがたみ。その後トリニータは順調に資金繰りが悪化し、県に泣きついて緊急融資してもらったりしたわけですが、そんな息もたえだえだった大分を救ってくれたのは、みなさんご存知マルハンです。

そのマルハンですが、Jリーグの「パチンコ屋はダメ!でもサラ金とパチンコメーカーはオッケー」というなんともアレな方針によって初年度こそ特例で胸スポになれたものの、今年からは胸に社名を入れる事ができなくなってしまいました。マルハンはスペシャルスポンサーとして大分をかわらずサポートしてくれますが、胸スポは空白のまま今シーズンは戦う事となっています。

一番苦しい時に大分を助けてくれたマルハンに、その仕打ちはあんまりだと思いますが、Jリーグの規約がそうだからしょうがありません。しかしそこをなんとかしてくれんか、というわけで、後援会が中心となって署名活動を行なうそうです。

大分サポーターがスポンサー復活署名
http://kyusyu.nikkansports.com/soccer/jleague/trinita/p-kt-tp0-20070213-155746.html


鳥日はもちろん、家族の名前を勝手に使ってでも署名する所存ですが、はたして胸スポになるのがマルハンのためか、と思うと正直躊躇してしまいます。

というのも、大分の胸スポンサーになった企業はことごとく悲惨な末路をたどっているからです。

初代スポンサーの朝日ソーラーは田舎の老人に太陽熱温水器を4台も売りつけたりする熱心な営業活動があだとなって、行政指導が入り経営が悪化し胸スポンサーから撤退してしまいました。

2代目のペイントハウスは、最初こそ「大分トリニータをリフォームしてやるぜ!」という勢いで資金を投入してくれましたが、その後順調に経営状態が悪化。CMに田村亮子(ブラジリアントップチーム)を起用するという致命的なミスもあり、数年後にはスポンサー撤退、経営縮小、そして昨年はめでたく上場廃止となりました。

3代目となったトライバルキックスはご存知のようにいろいろあって胸スポンサー撤退と、大分の胸スポになった企業はろくなことがありません。まさに大分の呪いです。一度お払いした方がいいのではないかと思うほどです。

この流れでいけば、4代目のマルハンにも、何かあってしかるべきです。いや、無いはずがありません。マルハンのためを思えば、このまま胸スポンサーは空白のままがいいのかもしれません。

ですので、パチンコ屋を毛嫌いして「チョン死ね!朝鮮玉入れ屋は潰れろ!」というような方は、
ぜひ署名する事をおすすめしますよ(´∀`)。